クレーンが5日、重さ452.1トンの鋼製箱桁を指定の位置に据え付けると、世界最大径間の海峡横断道路・鉄道両用斜張橋の福平(福州〜平潭)鉄道平潭海峡道路・鉄道両用大橋元洪航道橋メインブリッジが連結した。元洪航道橋は二塔・二重ケーブル鋼製箱桁混合梁斜張橋だ。全長は1188メートル、メイン径間は532メートルで、世界の同類の橋の中で最長となっている。福平鉄道は合福(合肥〜福州)高速鉄道の延長線で、京台(北京〜台北)高速鉄道の重要な構成部分でもある。福州駅から始まり、鼓山と閩江を渡り、福州南駅に入る。それから烏竜江を跨ぎ長楽区に入り、さらに平潭海峡道路・鉄道両用大橋を通じ人嶼島や長嶼島などを跨ぐ。線路の全長は88.433キロで、2020年末に開通し運行条件を整える見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年6月5日