中露双方の建設者の協力により、中露が共同建設する黒河〜ブラゴヴェシチェンスク黒竜江(アムール川)大橋(以下「同大橋」)がこのほど、順調に連結した。中露双方の建設者は現場で大喜びし、この歴史的な瞬間を共に祝った。
黒河口岸は中国1類口岸で、ロシアのブラゴヴェシチェンスクと黒竜江を隔てて向き合っている。黒河市は「中露双子都市」と呼ばれている。中国の対外開放拡大に伴い、双方の人文・貿易交流が活発化している。しかし長期的に、中露両国の国を跨ぐインフラの整備が遅れており、スムーズなルートが確保されていなかった。これは二国間貿易の急成長を妨げるボトルネックの一つになっていた。
両国の交通運輸部門は2015年9月に、橋建設の協定に調印した。同大橋の建設は2016年12月に正式に始まった。
同大橋の全長は1284メートル、幅は14.5メートル、メイン径間は147メートル。路線の全長は19.9キロで、中国側が6.5キロ、ロシア側が13.4キロ。2級道路の基準となっている。全線が標高の高い寒冷地にある。着工以降、両国の大橋建設者は肩を並べて共に戦い、冬の氷点下40度以下の極寒、2018年の黒竜江超警戒洪水に勝利した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年6月5日