四方に緑が広がり、塩池県はもはや砂漠に苦しめられることがなくなった。この毛烏素砂漠の南端に位置する塩池県はかつて、砂嵐に見舞われどこを見ても黄色く見えた貧困県だった。
塩池県は革命老区、辺境の山間部、貧困地区だ。新中国成立から70年に渡り、特に第18回党大会以降、塩池県は生態建設を続け、脱貧困による富の創出に取り組んだ。人が進み砂漠が退き、生態が逆転し産業が栄える新たな風景を描き、寧夏回族自治区で初めて貧困のレッテルを剥がした県になった。