2006年5月20日に国務院によって第1期国家級無形文化遺産リストに登録された「ジノー大鼓舞」は、ジノー族の民間舞踊の中で悠久な歴史を持ち、広く伝わっている、文化的な中身が豊富で人々に深い影響を与えている舞踊だ。主に景洪市のジノー族の山村で伝わっている。社会と文明が発展するなか、ジノー族は大皷舞を踊り民謡を歌うことで喜怒哀楽を表現している。彼らの人生には歌と踊りがつきものであり、そのため大鼓舞はその社会と生活で重要な位置を占めている。山間部の少数民族の荒削りでたくましく楽観的といった特徴を反映し、ジノー族の創造の才能と知恵を凝縮している。これはジノー族の文化を研究する重要な素材だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年6月29日