「直過民族」は中国56民族の特殊なメンバーで、雲南省の少数民族の「独特な風景」、重要な特色だ。彼らは原始社会もしくは奴隷社会からいくつかの社会形態を飛び越え、社会主義社会に直接進出した。雲南省は中国で「直過民族」が最も集中する居住区であり、主にトールン族、トーアン族、ジノー族、ヌー族、プーラン族、チンポー族、リス族、ラフ族、ワ族などが含まれる。
党と政府の関心と重視のもと、「直過民族」は徐々に千年の貧困から脱却し、新たな歴史的飛躍を迎えた。雲南省は2019年上半期、ジノー族、トーアン族、トールン族の「全民族の脱貧困」を宣言した。その他の「直過民族」も今年と来年のうちに脱貧困を実現する見通しだ。
トールン族
