茫々たる岩石砂漠に風が吹き渡る。新疆ウイグル自治区トルファンの尽きることなき岩石砂漠には、極寒と猛暑のなか風を電気に変え、多くの世帯に光を届ける孤独な人々がいる。
華能トルファン風力発電公司白楊河風力発電所のとあるメンテナンス作業員(26)は、ここで5年勤務している。彼の日常的な仕事内容は、100基以上の風力発電機の
「身体検査」だ。
白楊河風力発電所は新疆ウイグル自治区トルファン地区三十里風区の岩石砂漠にあり、一年を通じて強風が吹き荒れる。彼は「私たちの仕事は風のある所に留まることだ。風が吹いて初めて発電できる」と話した。
彼と同僚は風が弱い日に、1日2−5基のペースで発電機の検査修理を行う。1基の検査修理にかかる時間は平均3−4時間で、時には7−8時間かかることもある。昼食は設備を使って引き上げる。「最も恐ろしいのは風が予報よりも早く吹くことだ。私たちが高さ50メートルの発電機で作業中に急に風が吹いたことが何度もあった。発電機の上の方では揺れがひどく、直ちに道具を整理して地上に下りるしかなかった」
彼と同じく、白楊河風力発電所の従業員20人以上が、この岩石砂漠を静かに守っている。2009年の稼働開始後、累計110人以上がこの風力発電所で送電作業に加わっている。白楊河風力発電所は2017年に「自治区労働者先鋒号」と評価され、2018年には「全国労働者先鋒号」と評価された。彼は吹き荒れる強風に親しみを感じるようになった。「この高く大きな風力発電機は私たちの兄弟のようなもので、どこに不具合があるのかすぐに分かる。私は彼らを守り続け、身体検査と治療を行う」













