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japanese.china.org.cn |27. 07. 2019

「橋建設ナショナルチーム」を取材 港珠澳大橋の長寿の秘訣に迫る

タグ: 広東 中山 珠江 デルタ 塗装 鋼材

 

 港珠澳大橋が2018年10月23日に正式に開通した。一国二制度下の粤港澳(広東省・香港・マカオ)が初めて共同建設する超大型海洋交通プロジェクトである港珠澳大橋は伶仃洋を跨ぎ、東は香港特別行政区、西は広東省珠海市とマカオ特別行政区に接する。全長は約55キロ。粤港澳大湾区の建設推進に対して重大な意義を持つ。


 広東省中山市は珠江デルタで最大規模のプレハブユニット生産拠点だ。港珠澳大橋の香港接続線高架橋プロジェクトのすべての鉄箱桁がここで作られた。中山市にある中鉄南方工程装備有限公司も港珠澳大橋の建設に参与し、「橋建設ナショナルチーム」と呼ばれている。


 港珠澳大橋の設計上の耐用期間は120年で、一般的な橋は100年。中鉄南方工程装備有限公司の劉洋常務副総経理は、この「長寿」の理由について次のように話した。港珠澳大橋のすべてのダイアフラムが自動溶接技術を採用しており、品質が非常に安定している。そのほかにも塗装や鋼材の厚さなどの面でも多くの措置を講じ、120年の耐用期間を保証している。港珠澳大橋は中国の橋・トンネル結合の最初の模索であり、中国の橋製造全体の飛躍でもある。今後の橋建設に向け初歩的な模索を行った。

 

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