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japanese.china.org.cn |18. 08. 2019

標高4000メートル、魚類はいかに生存するのか

タグ: 標高 高原 生態保護 

 

(热点鲜报·图文互动)(1)海拔4000多米,鱼群为啥还能“活蹦乱跳”?


 標高が4000メートルを超えると、初めて高原を訪れた人は酸素が薄いことから高原反応を起こすことがある。ところが標高4800メートルの過酷な環境である長江南源当曲では、魚の群れが活発に活動し、繁殖・生息している。


 高原の魚には特殊な点があるのだろうか。冬に川が凍れば、どのようにして冬を越すのだろうか。長江水利委員会長江科学院などでつくる江源科学観測隊は今年の観測で、長江江源の多くの高原魚類が依然として高原環境に適応するため進化を続けていることを発見した。高原魚類の生息地の選択にも「カラクリ」があった。


 高原魚類の生息地は、今回の江源科学観測の重要な内容だ。科学観測隊員の李偉氏は「江源科学観測の過程を見ると、烈腹魚、高原鰍は長江江源河流で最も多く見つかっている魚類だ。地球の第三極と呼ばれる青蔵高原は昼夜の気温差が激しく、水温が全体的に低めであるため、高原魚類はこの環境に適応する特性を持っている」と話した。


 記者が科学観測に随行したところ、江源地区の人々は魚を漁獲し食べないが、橋や道路の建設といった人類活動により、魚類の越冬の場、産卵の場、小魚の餌場が破壊されている。さらに江源地区で温暖化・多湿化が生じていることから、高原魚類は多くの課題に直面している。


 李氏は「江源地区の生態保護を強化すると同時に、江源魚類の水生態の現状と健康評価の詳細な科学調査を展開するべきだ。江源魚類の越冬の場、産卵の場、小魚、餌場の位置を系統的に把握し、高原魚類の繁殖・成長・進化の特徴をさらに研究することで、江源魚類の保護を強化できる。また魚類の生存の脅威に極力備えることができる」と述べた。

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