2012−19年に撮影された山間部の教員250人の顔写真。彼らは広西チワン族自治区の天等県、大新県、全州県、灌陽県、都安ヤオ族自治県、大化ヤオ族自治県、龍勝各族自治県、三江トン族自治県、融水ミャオ族自治県、富川ヤオ族自治県、金秀ヤオ族自治県の山間部教育エリアの教員だ。
静かな朝、彼らは山にこだまする朗読の声を待つ。燦然と輝く星の下、彼らは呢喃山の七色の夢を待つ。
彼らは山間部の教員で、山間部の未来と希望を守っている。教員としての初心を忘れず、自分の持ち場を守り続けている。
記者は2012年より広西チワン族自治区各地の山間部を取材し、カメラによって山間部の教員250人以上の仕事と生活、苦楽、貢献と収穫を記録した。彼らが働く学校は過疎地にあり、交通の便が悪く、情報が途絶え、条件も劣る。ところが教員としての理想と信念の種を山奥に埋めたその時から、彼らは寂しく痩せてはいるが希望に満ち溢れる土地を深く愛している。
彼らは教育者としての重責を担うばかりか、生徒の給食を作り、昼寝をさせなければならない。彼らは教員であり、料理人でもある。さらには一部の生徒の保護者としての責任を担わなければならない。
彼らは毎年このようにして生徒を山から送り出している。ところが彼らは山に残ることを選択し、中国の教育に不可欠な現場の最前線を守り続けている。