新中国成立当初、交通運輸は非常に立ち遅れていた。全国の鉄道総延長は2万2000キロのみで、道路の総延長は8万1000キロのみだった。高速道路は1本もなかった。民間航空の航路は1万1000キロで、12便しかなかった。
新中国成立から改革開放までの30年弱に渡り、交通運輸は国民経済の先導分野として、政策・資金の援助を受けた。インフラ整備が徐々に拡大し、段階的な成果を手にした。
――鉄道網が縦横に拡大した。2018年末の全国鉄道総延長は13万2000キロで、1949年の5倍に拡大した。
――道路網が広がった。2018年末の全国道路総距離は485万キロで、1949年の60倍に拡大した。農村道路総延長は404万キロで、舗装道路が通う郷鎮の割合は99.6%、建制村は99.5%にのぼった。高速道路の総延長は14万3000キロで、年平均25.8%増となった。
――民間航空が姿を一新させた。2018年末の定期便は計4945本で、1950年の412.1倍となった。定期便就航空港数は1949年の36から2018年の233に増加した。国際ハブ空港を中心とし、地域ハブ空間を中堅とし、その他の地域空港が相互協力する構造を初歩的に形成した。
動車組列車が1月20日、武漢動車区間にて、検査・修理及び保温作業を受けようとしていた(ドローンで撮影)。