デザイナーの陳楠氏は3000年以上前の甲骨文字と現在流行しているスタンプを一つにし、甲骨文字スタンプをデザインした。伝統文化に新たな輝きを持たせた。
陳氏は清華大学美術学院教授、中国古文字芸術研究センター常務副主任だ。彼の研究室には、手書きの設計図、芸術装置、文化・創意製品など、甲骨文字の要素が満ちている。
陳氏は1999年より甲骨文字の芸術デザインの研究と創作を開始した。彼は20年に渡り甲骨文字のデザイン作品を発表した。同時に甲骨文字をスタンプ、動画、グリーティングカード、携帯ケース、スカーフなどの関連商品にした。多くの若者に中国伝統文化を再発見させた。
陳氏は現在流行しているネットスラングを使い、6セットの甲骨文字スタンプを創作・発表している。彼の漢字デザインに関する専門書は海外で出版されており、甲骨文字などの漢字芸術デザイン作品もフランス、ハンガリー、米国などで展示されている。「甲骨文字は世界に進出するべきだ。最も若く活力あふれる手段により伝統文化を伝播し、甲骨文字に輝きを持たせるべきだ」