長沙市芙蓉区の隆平水稲博物館がこのほど、3年間の試験運行を経て正式に開館された。中国工程院院士の袁隆平氏が開館式に出席し、挨拶した。
博物館は歴史ホール、科学技術ホール、袁隆平とハイブリッド稲ホールの3つに分かれる。博物館弁公室主任の劉翀氏によると、博物館には2つの極めて貴重な文化財が収められている。これは5000年前の炭化もみ、馬王堆漢墓から出土した2000年以上前のもみだ。また博物館は城頭山、八十档、澧県平原などから出土した100点以上の稲作文化財、及び各稲作地域の農業生産・生活器具を収めている。