青海省黄南チベット族自治州河南モンゴル族自治県の集団移住居住区の、自宅で遊ぶ子供(2018年6月13日撮影)。
平均標高4058メートルで、寒く酸素が薄く発展が遅れ、貧困が深く根ざしている。ここでは脱貧困の苦しい戦いが展開される。三江の源は生態系が脆弱で、「中華水塔」を守る重大な責任を担っている。現地に適した業種に転じることは、ここでは非常に大きな挑戦となる。
青海省は生態保護及び貧困支援・開発の同時進行を堅持し、深度貧困の解消に力を注いでいる。青海省のチベット族自治州の19県、6万8000世帯の23万9000人が2018年末までに脱貧困を実現しており、貧困発生率が4.2%に低下した。
かつてない脱貧困の洗礼を浴び、三江源の貧困者の生活条件・生産方法が一挙に改善された。人と自然が調和的に発展する生態脱貧困の道が広がっている。