青海省玉樹チベット族自治州の「芒擦蔵刀」には百年以上の歴史がある。これを作るには特殊な材料、卓越した技術が必要で、金銀銅、真鍮、木材、鉄、牛角などの材料を用いる。鍛冶の技術は複雑だ。「芒擦蔵刀」はデザインが美しく、国内外の観光客から好評を博している。
更求彭措さん(51)は、芒擦蔵刀の4代目の伝承者だ。チベット族の加工技術を伝承すると同時に、弟子に真剣に技を伝えている。周辺の農家・牧民の学徒に無料で伝授し、今まで百人以上に技術を伝えている。周辺の村人を率い、富を築く道を歩んでいる。