阿土列爾村は、四川省涼山イ族自治州昭覚県支爾莫郷の有名な「断崖絶壁の村」だ。ここの村人はかつて山を下りる際に、木の梯子を使い高さ800メートルの断崖絶壁を下りなければならなかった。2016年末には木の梯子の代わりに、頑丈な鉄製の梯子(2556段)が設置された。村の外出条件が大幅に改善され、外界との交流も頻繁になった。4Gネットワークが開通し、銀行の支店が設立された。オリーブやニンジンサンシチを栽培し、観光業を開発した。阿土列爾村は脱貧困の道を切り開いている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月30日