2017年10月27日に、スリランカのコロンボポートシティの対岸にあるゴール・フェイス・グリーンから撮影された建設現場。
コロンボポートシティで7日夕方、スリランカの首都コロンボの正式な一員になったことを記念し、盛大なセレモニーが開かれた。
スハリーさんは5年前、ポートシティの受付係になった。彼女は現在も、中国・スリランカ両国の指導者がポートシティの定礎式・除幕式を執り行い、テープカットした光景を覚えている。海の浚渫船が汽笛を鳴らし、砂金をまいた。
スハリーさんはその日から現地人と同じく、古い「東洋の十字路」であるコロンボを未来の都市に変える夢を抱いた。「自分の手により、スリランカに新たな土地を作り出せるとは、本当に想像できないことだ」
ポートシティプロジェクトはコロンボの海辺の有名なゴール・フェイス・グリーンと向き合っている。現地人は広場もしくはビーチのベンチに座り、海風に吹かれながら対岸の忙しそうなポートシティを眺めることを好む。建機が絶えず移動し、浚渫船が24時間連続で作業を行っていた。
2019年1月16日、汽笛が3回長く鳴らされた。コロンボポートシティで埋め立て任務を担当した最後の大型浚渫船が作業を停止した。中国港湾コロンボポートシティプロジェクト公司の江厚亮総経理は、コロンボポートシティの269ヘクタールの埋め立て完了を宣言した。スリランカ大都市・西武開発長官は、コロンボポートシティは「スリランカの史上最も壮観な開発プロジェクトだ」と驚嘆した。
現地の従業員は、ポートシティの明日について美しい願いを抱いており、それを次のスローガンで表現した。「夢の港が未来の都市を手を結ぶ」「次の世代に幸せな都市をもたらす」「発達した、美しい、環境にやさしい都市」