帰国したパンダの「貝貝」、新居で一般公開

　海外生まれのジャイアントパンダ「貝貝」が30日、帰国後の1カ月に渡る隔離検疫生活を終え、中国ジャイアントパンダ保護研究センター（以下「同センター」）雅安碧峰峡基地の新居に入居し、正式に一般公開された。

　「貝貝」は2015年8月22日に米スミソニアン国立動物園で誕生し、昨年11月21日に雅安碧峰峡基地に戻った。「貝貝」はその後国家輸出入検査・検疫の規定に基づき、1カ月の隔離検疫生活を開始した。

　「貝貝」は現在、雅安碧峰峡基地で楽しく暮らしている。食事も睡眠も好調で、元気に体を動かしている。帰国から1カ月で、その体重は113キロから現在の116キロに増加した。

　世界のパンダ国際協力・交流の重要な場である同センターは、世界14カ国の16の動物園とパンダ科学研究協力を展開している。パンダ32頭が海外に滞在中で、子供が23頭生まれた。「貝貝」の帰国により、同センターの「帰国子女」は18頭になった。