新技術「車窓ディスプレイ」、北京地下鉄6号線に登場

　北京地下鉄6号線の車内で2日、「車窓ディスプレイ」がマルチメディア情報を表示した。これは北京地下鉄が交控科技などと共同開発した「首都スマート地下鉄」科学研究プロジェクトの成果、スマート列車乗客サービスシステムだ。車窓は55インチの「マジックミラー」になる。発車すると列車の現在の位置、路線図、前方の駅の3Dマップが表示される。ドアの上、通路の上に4K高画質ディスプレイが追加された。乗客は車内の各位置で次の駅のトイレ、エスカレーター、乗り換え路線、出口の位置、前後の車両の混雑の程度といった情報を知ることができる。同システムはすでに運行試験段階に入っており、機能は今後継続的に改善される。