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japanese.china.org.cn |16. 04. 2020

全民国家安全教育日、香港が屋外ディスプレイで宣伝

タグ: 香港 安全 教育 宣伝

4月15日は全民国家安全教育日だ。香港のビクトリア・ハーバー南岸のビルが15日夜、屋外ディスプレイを使用し、香港市民に全民国家安全教育日の重要な意義を宣伝・紹介した。

 

中国新聞社の記者が同日夜、香港の湾仔、銅鑼湾の一帯を訪れたところ、多くのビルが屋外ディスプレイで「香港という家を惜しむ、安寧維持は一人ひとりの手で」などのスローガンを表示していた。街の歩行者は普段よりも少なかったが、宣伝に注意する市民の姿もあった。

 

2019年6月に始まった条例改正に伴う混乱は現在も完全には終息していない。一連の過激な暴力事件後、香港市民は国の安全に関する意識を高めた。

 

記者は湾仔の洛克道付近で、香港市民の林さんのインタビューを行った。彼女は「香港が祖国に復帰してから、国の支援を受け発展の将来性が高まっている。粤港澳大湾区の建設も香港に新たなチャンスをもたらした。しかしこれらすべては国の安全保障という基礎の上に成り立っている」と話した。

 

林さんは、「香港市民の国家安全に関する意識の強化は極めて重要だ。人々は香港が良くなることを願っている。人々が国の安全を守る使命感を持ち、再び一部の勢力に利用されないことを願う」と述べた。


 

香港市民の劉さんは、「15日が全民国家安全教育日であることを知らなかったが、香港は国家安全の教育を強化すべきだ。条例改正の混乱が生じてから、香港の社会の秩序、社会の安全が大きな衝撃を受け、一般市民の生活にも影響が生じた。そこから教訓を汲み取らなければならない」と述べた。

 

劉さんは「特に若者への教育を強化するべきだ。香港の多くの若者は、頭や心の中で国の安全に対する深い概念を形成していない。今後はこのような機会を利用し、国家安全関連の教育を強化し、香港市民の中により良く落とし込むことを願う」と話した。

 

情報によると、中銀ビル、交通銀行ビル、天厨商業ビルなどの屋外ディスプレイによる全民安全教育日の宣伝活動は16日まで続く。

 

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