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japanese.china.org.cn |09. 05. 2020

国境の町、感染症と戦う綏芬河の物語

タグ: 国境 感染症 綏芬河 物語

 綏芬河市の防疫リスク等級が6日0時より低リスクに引き下げられた。生産・生活が秩序を取り戻し始めた。


 時は3月27日に遡る。当時の黒竜江省綏芬河市は新型コロナウイルスの感染者がまだゼロだった。無症状感染者1人が域外から輸入されたことで、この国境地帯の町は全国の輸入防止の焦点になった。


 各地の専門家と医療従事者が緊急支援に駆けつけた。防疫物資が速やかに調達された。湖北省から戻ったばかりの多くの白衣の戦士が再び出征した。PCR検査実験室が速やかに構築された。綏芬河口岸から入境する新型コロナウイルス感染者が速やかに治療を受けられるようになり、国境地帯に命の防衛ラインが築かれた。


 5月6日24時現在、綏芬河口岸から入境した2497人のうち380人が、新型コロナウイルスの感染が確認されている。


 綏芬河の感染者は4月上旬に持続的に増加していた。現地の医療設備と防疫物資が不足しており、検査能力が上限に達した。この3甲病院(最高クラスの病院)がない町は大きな圧力に直面した。


 各地の医療従事者及び疾病対策人員が、感染症との戦いに駆けつけた。国家衛生健康委員会医政医管局、疾病予防管理局、医管センターなど各部門の責任者でつくる専門家チームが緊急支援に駆けつけた。


 心温まる情報が絶えず伝わり、病魔を駆除する取り組みがなおも昼夜を分かたず続けられている。5月6日24時現在、綏芬河口岸から入境した感染者380人のうち278人が完治し退院している。


綏芬河の入口で、職員が雪のなか働いていた(4月22日撮影)。

 

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