23日に撮影された山西省臨汾市安沢県飛嶺村の一角(ドローンで撮影)。
立ち遅れた貧困の姿を変えるため、かつて典型的な農業村だった山西省臨汾市安沢県飛嶺村は観光資源に焦点を絞り、2017年より農村文化観光産業の発展を開始した。農村インフラのアップグレードと改築に取り組み、特色ある民宿などを作った。
観光業により、村人は故郷で就職できるようになった。多くの村人が農家楽(農家の生活を体験できる民宿)を開いた。村では他にも河川巡回や清掃などの雇用枠が創出された。貧困世帯優先の原則に基づき、村人の就業が手配された。飲食、宿泊、及びその他の観光サービスに従事する村人は現在、村全体で200人以上にのぼる(総人口の4分の1弱)。
昨年末現在、飛嶺村の観光客数は延べ10万人を突破している。村人の1人平均年収は1万5000元以上で、村集団の収入は103万元。