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japanese.china.org.cn |03. 12. 2020

大きくなったら、私もあなたのようになった

タグ: 障害者 地震 義肢 医療 従事者


龔桂林さん(31)は四川省綿竹市出身だ。彼は姿勢が良く、しっかり歩くことができ、障害者のようには見えない。実際には汶川地震により両足を切断したため、義肢をつけなければ歩行できない。


義肢装具士の鄒有策さんは北京で義肢に関わる仕事をしていた。2008年に震災が発生した後、彼は志願者として四川省を訪れ、負傷者の義肢を作った。龔さんは「私の義肢の調節をしてくれる時、彼はいつも非常に細やかで粘り強かった」と話す。「いつも調節のため床に跪いたが、私が立っていて疲れないか、休まなくてもいいかとずっと心配してくれた。私はその時、彼と同じようにこの仕事ができないだろうかと考えた」


一定の休養期間を終え、龔さんは医学部でリハビリを専攻し、プロの理学療法士になった。彼は今の仕事を気に入っている。「私の治療により患者の苦しみが軽減し、運動能力を取り戻すのを見ることが最も嬉しい」


龔さんは現在、綿竹市の整形外科病院で働いている。鄒さんも成都市に残った。二人は百キロ以上の距離を隔てているが、一度合うと何でも話し合う仲だ。鄒さんは「彼も今や医療従事者になり、多くの必要としている人を助けるようになった。私は嬉しく、感動している」と話した。

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