2121年カラチョウザメ保護行動・放流活動が21日に四川省宜賓市で行われ、80匹の成長したカラチョウザメが「カラチョウザメの故郷」である金沙江下流三塊石の安辺江区間に放流された。長江の10年にわたる禁漁などの一連の措置が功を奏し、カラチョウザメの繁殖の加速化が期待される。
人工飼育された80匹のカラチョウザメはオスとメス40匹ずつで、体長は1メートル以上。中国水産科学研究院長江水産研究所と宜賓希有水生動物研究所が提供し、うち24匹に超音波追跡ラベルを取り付けた。今後、長江水産研究所の科学研究員は放流した個体の分布、運動、移動、生長、産卵などの状況を追跡観察する。