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japanese.china.org.cn |04. 03. 2021

古の文明と現代生活の仲介人になる全人代代表

タグ: 文化 博物館 歴史 文明 収蔵品

 

「舟で千里を行く、大運河文化展」が昨年11月1日、中国国家博物館で一般公開された。中国国家博物館、首都博物館、天津博物館、河北省博物館の共催で、国内で初めて全面的かつ系統的に大運河及びその深い文化を展示。中華優秀伝統文化の精神の精錬・展示の重要な試みとなった。うち「運河全図」「潞河督運図」「河防一覧図」などの重要文化財が初公開となった。多くのデジタルイメージング及び体験プログラムにより引き立てられる170点の展示品は、大運河の掘削の歴史、航行機能、水運管理、建設技術、無形文化財などの内容を系統的に展示。来場者はその場にいるような感覚で大運河の昔と今を体験できる。

 

 この展示の主な企画者、第13期全国人民代表大会代表、首都博物館首席研究館員の斉玫氏は、展示会の企画・実施に30年以上も従事している。斉氏は自分の仕事について話すと止まらなくなる。「収蔵されている文化財は博物館の重要なシンボルの一つで、中華文明の歴史・文化の深い中身を持ち、作り直すことはできない。未来の博物館の発展における重要な取り組みは、これらの収蔵品をしっかり保護・利用し、歴史の富を未来のテクノロジーと結びつけ、多くの人を博物館に招き歴史を理解してもらうことだ」

 

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