標高5231メートルの唐古拉山口は、青蔵道路の最高地点だ。
雪と氷に覆われた生命の極限。これが人々の心に深く刻み込まれている印象だ。
どれほどの猛吹雪であっても、どれほど苦しい環境であっても、西蔵(チベット)の「生命線」である青蔵道路の同区間は一年を通じスムーズに通過できる。「天下一の道路補修班」と呼ばれる国道109号線補修班は青蔵道路によって生まれ、青蔵道路を守っている。
60年以上に渡る各世代の労働者が雲の上を守り続けている。命によって天空の道を守り、善意によって通行人を支援し、青蔵道路の最高区間で責任感あふれる私心なき命の賛歌をうたっている。
安多道路メンテナンス区間のパトロールカーとトラックが、国道109号線唐古拉山口区間を通過した(1月13日撮影)。