新疆ウイグル自治区野生馬繁殖研究センターは昌吉回族自治州吉木薩爾県にあり、人工飼育・繁殖、野生化実験、放し飼いなどを通し、モウコノウマの個体群を再形成し、野生馬を大自然に帰すことを目的としている。モウコノウマは新疆のジュンガル盆地で発祥し、狩猟や環境問題により一度は絶滅した。モウコノウマを救うため、中国は1985年に海外からモウコノウマを導入し、新疆野生馬繁殖研究センターで保護、繁殖、飼育を行っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月26日