金江河の畔にある古い紅ヤオ寨は白面ヤオ寨と呼ばれ、500年弱の歴史を持つ。そこには苔むした古い木、古い碑、古い井戸、古い石柱があり、いずれも悠久な歴史を物語っている。周囲には空を突く楓の木があり、裏には静かな密林が広がる。山に沿い家屋が建ち並ぶ。この山腹の村には外に通じる2本の道路がある。そのうち1本は苔がびっしり生えた古い山道で、もう1本は301省道に通じるセメント道だ。
今年の党史教育ブームは紅色観光の盛り上がりをけん引している。3月以降、「紅軍岩」を訪れる人が増えており、1日で最多500人以上にのぼっている。
ここを訪れる観光客の多くが、この新旧の2本の道を歩く。古い道は過去とつながり、ヤオ寨の歴史を記録している。新しい道は未来に向かい、幸福な生活を迎える。
昨年3月、新たに泗水郷を通過する高速道路、竜勝〜峒中口岸高速道路が着工された。