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japanese.china.org.cn |14. 05. 2021

巻物のように展開する「南水北調」プロジェクト

タグ: 南水北調 プロジェクト 水資源 ルート

南水北調のルート

 

 新中国成立当初、毛沢東主席は黄河を視察した際に、「南水北調」(中国南方の水を北方に送るプロジェクト)とう偉大なる構想を掲げた。今やこのプロジェクトにより、長江の水が尽きることなく淮河、黄河、海河の流域に流れ込んでいる。南北で調整し、東西で助け合う水資源構造を構築している。

 

 南水北調は東・中・西の3本のルートに分かれ、長江下流・中流・上流から北方に水を送る。うち西線プロジェクトは長江上流の水を黄河上・中流、及び西北内陸河川の一部地域に送る。現在は事前論証が行われている。

 

 中線1期プロジェクトは丹江口ダムから水を引き、河南省、河北省、北京市、天津市に全過程自動で送る。全長は1432キロメートルで、2014年12月に通水。

 

 東線1期プロジェクトは揚州市江都区から長江の水を引き、京杭大運河とこれに並ぶ送水路を使い北に送る。北は天津市まで、東は煙台市と威海市まで送水できる。全長は1467キロメートルで、2013年11月に通水。

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