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japanese.china.org.cn |26. 05. 2021

新疆の若き創業者、ECで甘い果物を全国に届ける

タグ: 新疆 ウイグル EC 果物 経営


艾貝都拉・吾木爾さんは、新疆ウイグル自治区トルファン市で生まれ育った若き農家の後継ぎだ。「火洲」(トルファン市)のブドウ棚の下で育った彼は2015年に専門学校を卒業後、1人で全国各地を渡り歩いた。杭州や長沙などを転々とし、ECの経営を学んだ。

 

 EC業務に慣れるにつれ、艾貝都拉・吾木爾さんはUターン創業を強く願うようになった。「ネット通販で農家と消費者の距離を詰めることができる。故郷のブドウをより高く売り、消費者にも多くの実益をもたらす」

 

 艾貝都拉・吾木爾さんは2017年に故郷に戻り、トルファン市欧佰電子商務有限公司を創業し、自らのブランド「遞麗疆」を樹立した。これは「美しい新疆を届ける」という意味だ。同社は郷級宅配ステーション、新疆特産品体験店を設置。多くのウェブサイトやライブ配信チャンネルなどを開設し、オンラインとオフラインで故郷の特産品を販売している。

 

 それまで蓄積してきたEC経営経験、故郷の特産品の知識、「やってやる」という意志の強さにより、艾貝都拉・吾木爾さんの会社は経営がますます好調になった。社内では、50代の父でさえフォロワー数が30万人を超えるネット有名人になった。

 

 艾貝都拉・吾木爾さんの会社の昨年の売上は1000万元を突破した。今や社内には6人の配信者、11のアカウントがあり、フォロワー数は300万人を超える。合作社には120世帯を超える農家が集まっている。「企業+合作社+農家」という形式により、農家の増収をけん引している。

 

 会社が順調に発展しているが、艾貝都拉・吾木爾さんは気を緩めておらず、常にEC発展の変化に注目している。「新疆の果物は天下に香りを届ける。EC発展の流れに乗り、新疆の甘さをより多くの人の口に届け、トルファン市民の暮らしをより元気にする」

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月26日

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