5月以降、洞庭湖や鄱阳湖などで雨が続いているため、長江中下流支流の水位が上昇し、武漢などで水位が基準値を上回った。放水による増水期にある三峡ダムは長江中下流域の水防情勢と生態調整の必要性に配慮し、増水期前に水位変動進度を調整した。三峡ダムは順調に放水を進めており、6月10日までに水位を145メートルまで下げ、水防貯水量を全て放流し、増水期の長江流域での洪水発生を予防している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月4日