那曲駅は西藏自治区「北大門」の蔵北羌塘草原にあり、自然環境が厳しく、一年じゅう強風が吹く。那曲駅の輸送サービス業務は那曲駅の旅客輸送サービスと物流センターの貨物輸送サービスの2つの部分からなる。青蔵鉄道の開通に伴い、那曲駅の利用者は大幅に増加した。同駅の旅客輸送量は2006年の約1万6000人から2020年に31万人に増加し、年間伸び率は214%に達する。
那曲駅が長年かけて形成した「コスモスサービスカウンター」は西藏族と漢族をもてなす鉄道サービスブランドとなり、民族の団結交流の架け橋にもなっている。また、那曲駅の物流センターは世界一標高が高く、最も面積の広い物流センターである。