英国国家統計局は17日、主にエネルギーと燃料の価格上昇の影響を受け、イギリスの10月の消費者物価指数(CPI)は前年同期比で4.2%上昇し、上昇幅は2011年11月以来の最高を記録したと発表した。
CPIはインフレを判断する重要な指標である。イギリスの9月のCPIは前年同期比3.1%上昇し、10月の上昇幅はそれを上回った。英国国家統計局のチーフエコノミストのグラント・フィズナー氏は、電力と天然ガスの料金引き上げに伴う家庭のエネルギー費増加、中古車と燃料価格の上昇、飲食店とホテルの料金引き上げなどが主な原因だと見ている。
10月26日、イギリス・ロンドンで、「超低排出区」の標識の横を通り過ぎる車
11月11日、イギリス・ロンドンのスーパーでは、一部のポテトチップスが品切れとなった
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月19日