防疫を利用し中国を攻撃する「西側式話術」に反対

中国網日本語版  |  2022-03-29

防疫を利用し中国を攻撃する「西側式話術」に反対。ある西側の「専門家」は、最近も「毎日1200人の米国人がコロナにより死亡」しているにも関わらず、防疫​の規制緩和に「メリット」があると見ている…

タグ:コロナ 防疫 命優先 感染拡大

発信時間:2022-03-29 11:07:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国大陸部と香港地区の新型コロナウイルス感染対策が重要な時期を迎えている。西側の一部の人物は防疫を利用し再び中国に世論の攻勢をかけているが、その実質は中国の政治体制への誹謗だ。


 西側諸国は長期的に、その国際世論の場で蓄積した強い発言権を利用し、意図的に価値観を輸出してきた。これにより徐々に体系的な方法と、歪んだ価値観の「西側式話術」を形成した。中国への攻撃はまさにこの「話術」を使ったものだ。例えばある西側の「専門家」は、最近も「毎日1200人の米国人がコロナにより死亡」しているにも関わらず、防疫の規制緩和に「メリット」があると見ている。この論調の裏には政治的目的が隠されている。


 中国は14億人超の人口大国であり、現在は感染症への防衛ラインをしっかり守り切る必要がある。これは「人民最優先、生命最優先」という理念の最良の実践であり、国際的な感染対策への最大の貢献でもある。


 (一)中国の防疫政策は「人民最優先、生命最優先」という理念に基づくもので、「動的ゼロコロナ」は人民の生命の安全と身体の健康を最大限に保護した。全体的な人口水準で見ると、中国の新型コロナウイルスの感染者数と入院患者数は、いずれも世界平均値を遥かに下回っている。米ジョンズ・ホプキンス大学の新型コロナウイルス研究プロジェクトの統計によると、感染症の流行から現在まで、新型コロナウイルス感染による死者数が10万人あたり1人を下回っているのは、中国を含め2カ国のみだ。ワクチン普及率が徐々に上がり、薬品の研究開発の進歩が続くにつれ、長期的に見ると新型コロナウイルスによる死亡率が低下傾向を示している。動的ゼロコロナの堅持は中国の貴重な時間を稼ぎ、中国人民を疾病の危害から保護し、中国が極めて低い死亡率でパンデミックを乗り切れるようにする。

 

 (二)動的ゼロコロナの確固不動の堅持により初めて、感染拡大・蔓延の勢いを早急に抑制できる。動的ゼロコロナは「ゼロ感染」ではなく、感染拡大の早急な封じ込めを求めるものだ。スムーズで正確な全チェーン感染対策により、最小のコストで最大の成果・効果を手にすることがその目標だ。感染力の強いオミクロン株による感染が最近、一部の国と地域で桁違いに増えており、中国の「外からの輸入防止」の圧力が持続的に拡大している。3月に入り中国の感染者数が再び増加し、感染の範囲が広がっている。複雑で厳しい感染対策の情勢を迎え、ほんの少しの油断も麻痺も許されない。


 (三)動的ゼロコロナは、感染対策と経済発展の間で最大限にバランスを取る。中国は真っ先に感染拡大を封じ込め、真っ先に操業再開し、真っ先に経済成長を実現した。中国の昨年のGDP成長率は前年比8.1%で、物品貿易の規模が初めて6兆ドルを突破した。中国はさらに国際社会と全面的な感染対策の協力を展開している。ワクチン協力だけでも、これまで120以上の国と国際機関に21億回分を超える新型コロナウイルスワクチンを提供し、対外ワクチン提供規模が最大の国になっている。海外メディアは、中国の動的ゼロコロナは現地の大量の死者発生を回避し、iPhone、テスラの電気自動車、化学肥料、自動車部品などの数多くの商品の世界各地への供給を維持したと論じた。


 感染対策の規制を早めに解除した国は最近、感染再拡大の苦境を迎えている。西側メディアにも理性的な反省が見られる。英紙「ガーディアン」は記事の中で、「すでに失敗が証明された集団免疫が、ウィズコロナという殻をかぶって再登場した。不安を払拭したいからといって、自分と他人を欺き、感染拡大がすでに終了したと装うべきではない」と伝えた。


 「西側式話術」に慣れた西側メディアは早急に傲慢な態度をやめ、ダブルスタンダードを放棄するべきだ。他国の感染対策の取り組みの実情に目を向けることで、より大きな共通認識を形成し、世界が一日も早く感染症に打ち勝つよう支えることができる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月29日

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