中露「海上連合2022」、実務協力水準と共同行動能力を高める

　中露両軍の年間軍事協力計画に基づき、合同軍事演習「海上連合2022」が21日、東中国海の某海域で開幕した。両国海軍は不利な海の状況を克服し、予定の海域で順調に合流し、順を追い各訓練を実施した。

　艦隊指揮の任務を担当する海軍ミサイル駆逐艦「済南艦」から見ると、双方の艦隊は済南艦を基準とし、左右の2本の縦隊を組んだ。済南艦とロシアのミサイル巡洋艦「ヴァリャーク」は自艦の国際コードネームを掲げ、その他の各艦は中露両国の国旗を掲げた。参加した海軍将兵は演習の組織に入念に取り組み、絶えず訓練内容を掘り下げ、演習エリアを拡大した。10年に及ぶ中露合同演習の豊富な成果を十分に示した。