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japanese.china.org.cn |20. 11. 2023 |
山東省の若い女性、「麺花」を携え市場に進出
タグ: 縁起物 美術 民間 文化 伝統
中国網日本語版 | 2023-11-20
麺花(別名「花饃」)は、民間の祭祀において牛や羊の代わりに小麦粉で作られる動物で、千年以上の歴史を持つ。中国北方の多くの地域では、年中行事が行われると親戚や友人にこれを縁起物としてプレセントする習慣がある。
山東省濰坊市出身の女性、田暁さんは家庭の影響を受け、幼い頃から麺花の作り方を学んだ。美術を専攻し2013年に大学を卒業するとUターンし、店を開いた。伝統を基礎としイノベーションを加え、若者と子供が喜ぶ簡略化された、キャラクターのような麺花を作った。田さんはさらに自分で100種類以上の型をデザイン・製作し、麺花の作り方をシンプルにした。田さんの麺花作品は山東省や国内各地の展覧会で受賞した。
田さんは2022年に麺花を持ち北京を訪れた。田さんはその作品をネット上でアピールし、販売している。またアトリエを設立し、教室を開き、若者向けにこの古い技術と民間文化を伝えている。
撮影:新華社記者・李欣