河北省無形文化遺産「王氏宮繍」の代表的な伝承者である王国栄氏は、刺繍の研究に30年以上専念している。王氏は近年、故郷の河北省隆化県でアトリエを開き、オーダーメイドの高級衣料品の代理加工を行っている。無形文化遺産の技術を伝承すると同時に、現地の40人以上のお針子による「指先の経済」の発展をけん引している。アトリエの年商は120万元以上にのぼる。
撮影者:新華社記者・金良快