中国初の大型クルーズ船「愛達・魔都号」、初の運航を完了

　中国初の大型クルーズ船「愛達・魔都号（ADORA MAGIC CITY）」（以下「同船」）が7日、上海呉淞口国際クルーズターミナルに安全に停泊した。3000人以上の観光客が秩序正しく下船した。上海から韓国の済州島や、日本の長崎及び福岡を訪問する6泊7日の初の商用運航が無事完了した。

　同船は各地で優遇された。目立つ歓迎の横断幕、喜ばしい迎賓シーン、特別な花火ショー。多くの人が訪れ、記念撮影した。

　同船は初運航中に敦煌研究院の専門家による講座を4回開き、旅客に敦煌石窟芸術を披露した。旅客は海上で美しいひとときを満喫すると同時に、敦煌芸術の至宝を鑑賞し、海上文化観光融合の魅力を実感した。

　中船郵輪科技戦略管理部主任、愛達郵輪（Adora Cruises）会長秘書の顧鵬程氏によると、初運航の順調な成功は国産大型クルーズ船の産業化発展の幸先の良いスタートを切った。中船郵輪と愛達郵輪は同船の運営会社として、すでに「グループ産業プラットフォーム+専門ブランド運営会社」の組織体制を構築した。将来的には市場マーケティング、商品設計、ホテル管理、海事管理などの面で全面的な運営能力及び体制を構築する。

　｢中国網日本語版(チャイナネット)｣2024年1月8日