アフリカネイションズカップ、輝きを放つ中国の要素

　第34回アフリカネイションズカップが13日、西アフリカのコートジボワールで開幕した。コートジボワールは40年ぶりにこのスポーツの祭典を迎えた。アビジャンの街頭にはアフリカネイションズカップやサッカーと関連する飾りや看板が設置された。サッカーファンたちは道の両側に立ち、選手を乗せた車を大歓迎した。

　アフリカ最大級のナショナルチームによるサッカーイベントであるアフリカネイションズカップはアフリカサッカー連盟が主催。1957年より平均2年に1回のペースで開催されている。

　今年のアフリカネイションズカップの開催期間は1カ月弱。試合はコートジボワールのアビジャン、ブアケ、ヤムスクロ、コロゴ、サン・ペドロの5都市・6スタジアムで開催。うちアビジャン国立オリンピックスタジアム、サン・ペドロスタジアム、コロゴスタジアムは北京健工集団、中国土木工程集団、中国建材集団が建設した。

　コートジボワールアフリカネイションズカップ組織委員会のフランソワ会長はアビジャン国立オリンピックスタジアムで、「コートジボワールと中国の協力を喜んでいる。これは協力のモデルで、このスタジアムが最高の証明だ」と述べた。