中国最大の海上太陽光発電所が着工

海上太陽光発電所の効果図(中核集団が提供)

　中国最大の海上太陽光発電所となる中核田湾200万キロワット干潟太陽光発電モデルプロジェクトが5月19日、江蘇省の連雲港で着工した。完成後、中核集団の田湾原子力発電所1～8号機と連携し、設備容量1000万キロワットの大型クリーンエネルギー基地となり、地域のエネルギー構造の調整や海洋整体環境の保護などに重要な役割を発揮する。

　世界で稼働中・建設中のなかで設備容量最大の原子力発電所となる田湾原子力発電所は、「原子力エネルギー総合利用＋新エネルギー」という特徴的産業を形成している。中核集団によると、太陽光発電と原子力発電は安全性の高いクリーンエネルギーであり、末端荷重に近く、高い相互補完性を備える。今年9月に送電を開始し、翌年に全面的に送電を開始すれば、年平均発電量は20億キロワット時を超え、年間177万トンの二酸化炭素排出を削減することができる。

　｢中国網日本語版(チャイナネット)｣2024年5月20日