5月23-24日:ロシアのメドベージェフ大統領が国賓として中国を訪問。胡錦涛主席とメドベージェフ大統領が会談し、「重大な国際問題に関する中露共同声明」に署名した。
5月28日:胡錦涛総書記と中国国民党の呉伯雄主席が会談。双方は新たな情勢の下での両党関係、両岸関係の発展について多くの共通認識にいたった。
6月11-14日:台湾海峡交流基金会の江丙坤会長が代表団を率いて北京訪問。海峡両岸関係協会の陳雲林会長と会談し、9年間中断していた両会の協議制度が正式に再開された。2012年8月までに計8回の会談が行われ、18件の協定が調印された。
6月19-20日:第5回アジア欧州議会パートナー会議が北京で開催。呉邦国氏が開幕式で演説。「第5回アジア欧州議会パートナー会議宣言」を採択した。
6月20日:胡錦涛総書記が人民日報社を視察。人民網でネットユーザーとオンライン交流を行った。胡錦涛総書記は「世論誘導能力の向上を際立った位置に据え、主流メディアと新興メディアの建設を強化し、世論誘導の新構造を形成しなければならない」と強調した。
7月7-9日:胡錦涛主席が日本の北海道で開催された主要8カ国(G8)と途上国首脳の対話会議、および中国、インド、ブラジル、南アフリカ、メキシコの途上5カ国首脳会合、経済大国エネルギー安全保障・気候変動首脳会議に出席。
7月21日:中露両政府が「中露東部国境に関する補足議定書」及び付属文書に調印。4300キロメートル余りの長きにおよぶ中露国境の全てが画定した。
8月1日:京津(北京・天津)都市間鉄道が正式に営業開始。その後、武広(武漢・広州)、鄭西(鄭州・西安)、京滬(北京・上海)などの高速鉄道も相次いで営業を開始した。
8月8-24日、9月6-17日:第29回オリンピック、第13回パラリンピックが相次いで北京で開催。中国政府はエコ五輪、科学技術五輪、人文五輪の理念を貫徹し、挙国体制の作用を発揮し、数多くの人民大衆に依拠して、国際交流・協力を積極的に繰り広げ、北京五輪と北京パラリンピックの成功に揺るぎない保障を提供した。204カ国・地域の選手団、1万1000人余りの選手がオリンピックに、147カ国・地域の選手4000人余りがパラリンピックに参加。中国選手団はオリンピックで金メダル51個、銀メダル21個、銅メダル28個を獲得し、金メダル数で首位に立ち、パラリンピックでは金メダル89個、銀メダル70個、銅メダル52個を獲得し、金メダル数と総合メダル数で首位に立った。