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ASEM第7回首脳会合、外交部事前説明
発信時間: 2008-10-22 | チャイナネット

外交部は14日、24日から25日まで北京で開かれるアジア欧州会合(ASEM)第7回首脳会合について国内外メディアへのブリーフィングを開いた。外交部の劉結一・部長助理が関連状況について説明した。劉部長助理の説明内容は以下の通り。

 (1)ASEM概況

 1996年に設立されたASEMは、アジアと欧州の間での最高レベル・最大規模の政府間フォーラムだ。相互間の対話・理解・協力を強めることを通じて、アジアと欧州の経済・社会の発展に有利な環境を作り出し、アジアと欧州の新型の全面的なパートナーシップを構築するねらいだ。ASEMの参加国・機関は、設立後2回の増員を経て、45カ国・機関に拡大している。そのうちアジア側のメンバーは17カ国・機関(ASEAN10加盟国、ASEAN事務局、中国、日本、韓国、インド、パキスタン、モンゴル)、欧州側のメンバーは28カ国・機関(EU27加盟国、欧州委員会)となっている。ASEM参加国のGDP総和は世界の半分を超え、人口と貿易額はいずれも世界の6割を占めており、世界に対して重要な影響を持っている。

 ASEMは12年の発展を経て、政治対話・経済協力・社会文化交流という柱となる3つの分野で大きな成果を上げた。まず政治面では、アジアと欧州の各方面は、世界と地域の重大問題について対話を強化し相互理解を深めることを通じて、▽多角主義の提唱▽国連の役割の維持▽世界的な問題への共同対処――などの重大問題に対する共同認識を形成した。次に経済面では、アジアと欧州の各方面は、マクロ経済と財政金融政策についての対話を積極的に展開し、アジア・欧州間の貿易や相互投資を不断に増加させた。第3に文化面では、アジアと欧州の各方面は、文化の多様性を一致して支持し、ユネスコ「文化多様性条約」の採択を共同で推進し、異なる宗教間の対話を積極的に展開し、多くの文化交流活動を開催し、民間友好関係を促進した。ASEM参加国の議会・商工業界・民間社会の間での交流もますます深まっている。

「人民網日本語版」2008年10月15日

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