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国は高齢者の知識、経験、技能を重視し、それを大切にしている。高齢者の優れた資質を尊重し、高齢者の特長と役割を発揮するように、条件を積極的に作り出し、高齢者が社会に溶け込み、社会の発展に引き続き参加することを奨励し、サポートしている。
「中華人民共和国高齢者権益保障法」では高齢者が社会の発展に参加する権益を保障することについて、特に章節を設けている。中国が公布した高齢化事業発展計画または企画はいずれも高齢者の社会発展への参与を奨励することを重要な内容とし、さらに離休・定年退職したハイレベルの専門家と専門技術者に役割を発揮させるための特別の政策を策定している。都市部では各クラス政府は経済、社会、科学技術の発展の必要に応じて、高齢者が教育訓練、技術コンサルタント、医療衛生、科学技術の応用・開発および次世代の教育に関心を寄せるなどの活動に参与するよう導いている。農村部では、健康な前期高齢者が栽培や養殖業と加工業に参加することを奨励している。統計データによると、高齢者人口のうち、都市部で社会公益活動に参加したことのある高齢者は38.7%、収入のある仕事を続けている高齢者は5.2%を占め、農村部で農作業に従事する高齢者の数は36.4%を占めている。2003年から、国は科学技術知識と専門技術を有する高齢の知識人を組織し、その特長を生かすようにし、西部地区と所在する地域の発達していない地域への援助を主要な内容とする「銀齢行動」(シルバー行動)を始動した。現在、すでに24の省(自治区、直轄市)がその恩恵に浴し、治療を受けた患者数は20万人を超え、それと同時に、医療関係の中堅と小中学校の教師を3.8万人も育成した。全国で「愛心助成長」(愛による養成)というボランティアサービスプロジェクトを実施し、健康な前期高齢者を主体とするボランティア・グループは、モラルの教育、広報・講演、監査、青少年に関心を寄せる行動をくりひろげ、青少年の学習、生活、心理面のケアなどの問題の解決に協力し、現在、同プロジェクトは全国の100以上の都市で実施されている。
政府の指導とバックアップのもとで、中国老年教授協会、老年科学技術者協会、老年法律家(法曹関係者)協会などの全国的な高齢者の社会団体は13に増え、分会も全国各地に分布している。中国老年教授協会と老年科学技術者協会の個人会員は65万人余に上っている。各地域では高齢の知識人を主体とする定年退職エンジニア協会、老年教育者協会、離休・定年退職した医療者協会などの社会団体を設立し、高齢の知識人は社会経済の発展に引き続き貢献している。各地域は都市と農村の末端の高齢者組織の整備を重視し、2005年末現在、都市部のコミュニティーと農村部の高齢者協会は31.7万に増え、数多くの高齢者が末端組織のコミュニティーの整備、社会公益活動への参加と高齢者自身の権益の保護などにおいて積極的な役割を果たしている。
ここ数年らい、国は「都市道路と建築物のバリアフリー設計規範」を公布し、「バリアフリー施設整備の仕事の『第10次五カ年計画』実施方案」および「民間空港旅客ターミナルバリアフリー施設設備配置基準」「鉄道駅および中枢設計規範」「鉄道旅客駅建築設計規範」「鉄道駅旅客貨物輸送設備設計規範」など一連の基準・規範を制定し、大中都市の道路、駅、空港、デパート、バス停、住宅団地およびその他の公共建築物のバリアフリー施設の整備も急速に増えている。高齢者向けの安心した居住環境と社会活動に参加する施設環境も次々と整備されている。また、全国でバリアフリー施設整備モデル都市(区)活動を展開し、北京、上海、天津など12都市が中国初のバリアフリー施設整備モデル都市(区)創設都市と認定された。
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