新疆の発展と進歩

前書き


中華人民共和国の地図の北西部に位置する、陸地国土面積の6分の1を占める広い区域が新疆ウイグル自治区である。

歴史上、新疆はユーラシア大陸の交通と文明交流の通路であり、古代に東方と西方の文明を結んだ有名な「シルクロード」はここを通っていた。特殊な地理的な位置にあることによって、新疆の歴史と発展は多民族が共生・融合し、多様な文化を包容するという顕著な特徴を示している。新疆地区は紀元前1世紀から中国の重要な構成部分になり、中国の統一した多民族国家の構築と発展の中で重要な役割を発揮してきた。

60年前、新中国の開国式典の前夜、新疆は平和解放を迎え、艱難辛苦をなめ尽くした新疆各民族人民は全国の人民とともに、国の主人公になった。それ以後、新疆の発展は新たな時代に入った。

60年来、中国共産党と中央政府の指導と関心の下、全国各民族人民の力強い協力と支援の下で、新疆各民族人民は刻苦奮闘し、進歩向上を求め、美しい故郷を建設し、幸福な生活を創造し、貧しい新疆の姿を根底から変えた。天山山脈の南北には極めて大きな変化が現れ、社会発展の歴史的な飛躍を実現した。

新疆の発展と進歩は、新疆各民族人民が民族団結の旗を高く掲げ、ともに奮闘してきた結果であり、また中国の民族政策を実践した成功例でもある。