中国共産党第16回全国代表大会の報道センターは10日午後記者会見を行い、国家計画委員会の曾培炎主任と国家経済貿易委員会の李栄融主任が、記者の質問に答えた。第16回大会で新しい中央委員会が選出され、来年初めには政府内でも選挙が行われるのにともない、中国の経済政策は一貫性を保つことができるかという質問に対して、曾主任は「江沢民主席の報告では、今世紀初頭の20年間における中国の経済と社会の発展について、明確な目標と任務が打ち出された」と語った。さらに、報告で述べられた方針と改革開放後、特に第15回大会以降の方針は一致しており、発展のための構想は同じ流れを汲むもので、連続したものだとの考えを示した。また曾主任は、政策の一貫性というのは、その時々の先進的思考を体現したものでなければならないと強調。国内外の情勢が絶えず変化しているため、新しい情況、問題、矛盾も発生するだろうとしたうえで、「経済政策では調整、改善が続けられるべきだ」と語った。 「人民網日本語版」2002年11月11日
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