中国共産党第16回全国代表大会ニュースセンターは12日北京で記者会見し、国務院西部開発弁公室及び陜西省、チベット自治区など西部の省や自治区の責任者を招き、西部大開発の進展情況について記者のインタビューに答えた。関係責任者は、西部大開発が実施されてから三年来、良いスタートを切ったことを明らかにした。 国務院西部開発弁公室の李子彬副主任は、その際、「ここ3年来、政府の西部地区に対する資金投入は著しく増え、すでに実施された36件の重点的プロジェクトだけでも、総投資額は6000億元余りに達し、西部地区の各事業の発展を促してきた。現在、西部地区では水力発電や天然ガス、石油などが大いに開発され、科学教育と社会事業の発展も著しく加速されており、チベット、新疆など少数民族地区の経済建設のテンポは速められている。今年の1月から9月末までに、西部地区のGDP(国内総生産)は去年同期より9.6%増え、急成長の勢いを保っている。」と述べると共に、今後、西部大開発の重点を、生態環境の保護と建設に置きながら、インフラ建設の強化と、科学技術の進歩、教育の発展それに改革開放のテンポを速めることを明らかにした。 「CRI」2002/11/13
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