重慶市、西部大開発と三峡移民問題について説明


第16回党大会プレスセンターは11月12日午後、第3回記者会見を開き、重慶市の王鴻挙市長代理が西部大開発の状況について記者の質問に答えた。

―― 重慶ではどのように西部大開発と三峡移民活動を進めているのか。

西部大開発と三峡移民は重慶の発展にとって大きなチャンスといえる。重慶ではここ数年、西部大開発と三峡移民問題を密接に結合させ、大開発が大移民を促進、大移民が大開発を促進させる関係を築いている。西部大開発はダム建設区のインフラ建設や高速道路、鉄道、空港、港の建設が加速し、電気・通信施設などの建設が進むなど、移民やダム建設に有利な条件が整った。西部大開発はダム建設区の経済構造を調整し、ダムに沈む鉱工業企業1397社の移転・再編が進み、「娃哈哈」など有名企業の誘致も実現した。ダム建設区の生態環境の建設と保護も強化され、国は2年間に年間40億元ずつをダム建設区の生態環境の建設と保護、地質災害対策に充てており、重慶市でもダム建設区の生態環境改善に向けて力を入れている。2001年末までに、ダム建設区にある15の区や県で域内総生産が10年前の2.4倍に増加した。また財政収入も2.2倍、農民収入も1.9倍に増加した。

「人民網日本語版」2002年11月13日

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