102歳で中国共産党に入党――丁玉珍さん


江蘇省の如皐市如城鎮の102歳の丁玉珍さんは、先般光栄にも中国共産党の予備党員となった。

入党の宣誓式では、新しい晴れ着を着た丁玉珍さんは「わたしはこの世に102年間暮らしてきたものであり、わたしは以前の旧社会で、腹一杯食べることもできず、寒さにさいなまれ、自分の子女を養うこともできず、さんざんひどい目にあってきた。新しい社会では、共産党はわれわれを解放し、暮らしが日増しによくなってきた。わたしはもうこの年ですが、党と政府はよりいっそうわたしに配慮を示してくださっている。わたしは入党しなければなりません」と顔をほころばせ、興奮して語った。丁玉珍さんは新しい党規約を大切にし、一刻も手放そうとせず、「わたしはこれからもよく勉強し、共産党の言うことを聞かなければなりません。わたしの子女もよく勉強し、共産党の言うことを聞き、共産党のためにより多くのことをしなければなりません」と熱をこめて語った。

 話がここまで進むと、丁玉珍さんは世の変転をいろいろと経験してきた顔には誇りが満ちるようになり、「わたしの1家には9人の党員がおり、いずれも共産党のために働いている」と語った。丁玉珍さんの夫は党員であり、3人の息子もみな党員であり、2人の息子の嫁と2人の孫娘も党員であり、23歳の孫娘の王貞慧さんは18歳の時に学校で入党したが、その時は丁玉珍さんは本当にうらやましくてならなかった

丁玉珍さんの入党紹介者の王愛萍さんによると、丁玉珍さんは1954年に住民グループの責任者となり、1965年に入党の申請をしたことがあったが、その後、いろいろなことがあって、入党できなかったが、丁玉珍さんは住民グループの責任者として苦労をいとわず30年間働き続けてきた。丁玉珍さんは住民グループの責任者の職から「勇退」したのは85歳の時で、現在も住民区ではみんなに尊敬され、親しまれているボランティアの地域安全担当メンバーとして頑張っている。

「チャイナネット」2002年11月27日

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