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徳を以って国を治める

2000年6月、江沢民主席は『中央の思想政治会議における講話』の中で、「法律と道徳は上部構造の構成部分として、いずれも社会秩序を維持し、人々の思想と行動を規範化する重要な手段であり、そして相互に関連し補完している。法治はその権威性と強制的手段で社会成員の行為を規範化している。「徳治」とはその説得力と勧告指導力で社会成員の思想認識と道徳的自覚を向上させる。道徳規範と法律規範は互いに結合し、統一的に作用を発揮すべきである」と語った。2001年全国宣伝部長会議において、江沢民主席は「法によっての治国と徳によっての治国を緊密に結合する」という治国方策を提出した。「徳を以って国を治める」とは、マルクス主義、毛沢東思想、鄧小平理論を指導とし、人民に奉仕することを核心とし、集団主義を原則とし、祖国、人民、労働、科学、社会主義を熱愛することを基本的要求とし、職業道徳、社会道徳、家庭倫理美徳を帰着点として、社会主義市場経済の発展に適応する社会主義思想道徳の体系を構築し、それを、全人民の普遍的に認め、自覚に順守する規範にする。「徳を以って国を治める」とは中国共産党が歴代の治国の道をかんがみ、外国の国家事務管理中の経験と教訓を参考にし、新しい歴史的条件のもとで、いかにして国家事務を管理するか、いかにして人民を導いて高尚な精神生活を尊ぶのかという思考の結晶である。

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