中国共産党の結成85周年を祝い、党員の先進性を維持する教育活動の総括を行う大会が30日午前9時、中南海の懐仁堂礼堂で盛大に行われた。中国共産党中央委員会の胡錦濤総書記が、大会で重要な演説を行った。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 胡総書記はこの中で、次のように述べた。 中国共産党は、すでに85年の平凡ならざる歴史過程を歩んできた。この85年間、われれの党は、全国各民族の人民を密接なよりどころとし、また緊密に団結させながら、3つの大事業を成し遂げた。 新民主主義革命の時期において、われわれは28年にわたる困難を極めた闘争を経て、帝国主義・封建主義・官僚資本主義による反動統治を覆し、民族独立と人民解放を実現し、人民を主人とする新しい中国を打ち立てた。 社会主義革命と建設の時期において、われわれは社会主義の基本制度を確立し、全くの無から、独立した比較的整った工業体系と国民経済体系を作り上げ、歴史ある中国を、新たな姿にして世界の東方に屹立させた。 改革開放と社会主義現代化建設の時代において、われわれは中国の特色ある社会主義路線を切り開き、経済建設中心の姿勢を堅持し、4つの基本原則を堅持し、改革開放を堅持し、社会主義的な市場経済体制を初歩的ながら確立し、わが国の総合的な国力と人民の生活水準を大幅に向上させた。「小康社会(いくらかゆとりのある社会)」の全面的構築と、社会主義的現代化の基本的実現のために、広い展望を切り開いた。 これら3つの大事業は、中国の人民の前途と命運を根本から変え、中国の歴史の発展方向を決定付けており、世界において深く広い影響を生じている。 「人民網日本語版」2006年6月30日 |