国務院新聞弁公室の記者会見が行われた20日、国防部の報道官である国防部新聞事務局の胡昌明局長や、中国軍部の高官らが記者の質問に応えた。
中国解放軍総参謀部作戦戦略計画局の蔡懐烈副局長は、中華人民共和国建国60周年である10月1日の国慶節の閲兵式に関して、準備作業はすでに行われており、閲兵式では新型兵器が紹介されると明らかにした。
蔡懐烈氏は、「今回の閲兵式には、陸軍、海軍、空軍、第2砲兵部隊、武装警察部隊、民兵、予備役兵が参加し、いくつかの新型兵器や装備も披露される。今年の閲兵式の主要原則は、中国の特徴ある武装兵力体系建設の成果を重点的に示すことであり、軍事力、現役の国産主要兵器がメインになる。また倹約の原則が堅持され、閲兵式の盛大さを確保しつつ、実務的で倹約の精神が貫かれる」と述べた。以前あるメディアは、長安街沿線の路面の補強工事が始まると伝えている。
新中国成立後、中国では13回の閲兵式が行われた。軍事科学院世界軍事研究部の羅援研究員は、以前の閲兵式と比べて今回は、機械化から情報化へと躍進する新しい時代、中国軍隊が担う「3つの提供と1つの発揮」の新しい使命、07式軍服を着用した新しい様相、様々な国産新兵器や装備の披露の4つの新しいものが登場すると考えている。
「チャイナネット」2009年1月21日 |